名古屋っぽいものを食べて,明け方まで頑張ってプログラムを組んで,ホテルの朝食を堪能した我々.
二日目はまた関東へ帰らなければならないので,お昼を食べたらもう帰宅の予定.午前中を使って観光したい!ということでトヨタ博物館に行ってきました.
トヨタ博物館
トヨタ博物館は名前の通りあの日本が誇るトヨタ自動車が運営している博物館です.名古屋の東隣の長久手という場所に位置しています.
「リニモ」という鉄道がそばを走っているので,車以外でもいくことが可能.このリニモは日本初の磁気浮上式鉄道です.要するにリニアモーターカーですね.ここからさらに東に愛・地球博の開催地があります.
入場料は大人1200円.でも毎度お世話になっているJAF会員割で我々は1000円でした(1会員につき6名まで).
トヨタの自動車に限定せず,車の歴史を見ていこう
入場すると3階まで広がる吹き抜けにぶつかります.メインの展示場は2階3階のフロアになります.
まずエスカレーターを登る前にお出迎えしてくれるのはトヨタが最初に開発した量産型乗用車のAA型乗用車
トヨタ最初の量産型乗用車
1936年の車なのに非常に綺麗で,かっこいいですね.少し可愛らしい印象もあります.
最初期の自動車達
諸説はあるものの,最初のガソリン車はベンツの三輪車なんだそうです.1886年のものだそうで,これ動くそうですよ?
BTTF3でドクは1885年にデロリアンを修理できずに困っていましたが,同じ時代の自動車はこういうレベルだったんですね.
その後は次第に映画などでも見たことのある4輪車が出てきます.バックはできなさそうだし,ギアチェンジがかなり面白い機構になっていました.
ダイハツ製の「どう見てもバイクに荷台つけたやつ」もありました.
ホワイトリボンな時代の車
とにかく貴重な車達ですが,この辺はホワイトリボンタイヤの時代.あ!これ映画で見たことある!!といった車両ばかりです.正直僕はクラシックカーに詳しくないのですごくピンときたものはありませんでしたが.運転席の構造などまじまじと観察しました.
このベンツのクーペはガルウイングでかっこよかったですね〜ジェームズ・ボンドが乗ってそう(小並感)
やっと僕のわかる時代になってきた!この辺のが一番好き!
正直ここまではピンときてなかった僕でもわかる時代になってきました.この辺になってくると内燃機関の進化とか,今との差異を見るというよりも
「すごい!」「かっこいい!」と一気に精神年齢が下がるようなかっこいい車ばかりです.
マツダ ファミリア
まずはマツダのファミリア.この形,大きさがすごくいい!祖父が乗ってたのと多分同じ型ですね.
今もこの車に乗ってみたいと思うんですけどねぇ〜マツダはファミリアやめちゃって一応後継がアクセラですもんね.
トヨタ ソアラ
次はトヨタ ソアラ.高級クーペですね.ソアラも無くなっちゃいましたもんね…かっこいいのに
僕の中でソアラといえば内田康夫氏の推理小説,浅見光彦の愛車というイメージが強いです.まぁ浅見光彦が乗っているのはもう少し後のソアラだと思いますけど.これもすごくかっこいい車です.
トヨタ カローラ レビン AE86型
めっちゃ綺麗な赤色のAE86です!マジでいいデザインですよね〜この時代のカローラはどれも本当にかっこいい.AE86といえば今となっては某豆腐運搬車両のおかげでスプリンターの方が有名ですが,僕はこのトレノが大好きですよ.
今のハチロクであるGR86にはいつか乗ってみたいところです.
日産 スカイライン GT-R BNR32型
3代目のスカイラインGT-Rですね.スカイラインブランドとGT-Rの関係は複雑になっていますが,これはこの表現で正しいはずです.
徐々に先ほどまでの四角四角した車っぽいデザインから,流線型にシフトしてきました.私が生まれる少し前までの日産の車好きなんです.
ユーノス ロードスター
日本で一番有名なオープンカーなのではないでしょうか.他にはないかっこよさがありますよね.ロードスターはこの後NB,NC,NDと続きますが,やはり初代ユーノスロードスターは別格ですね.
クルマ文化資料館,お土産コーナー
クルマ館を見たあとは文化資料館でエンブレムの変化などを見て,今後の環境問題と自動車の関係性なども学びます.
最後の記念撮影パネルは僕の大好きなDMC-12ことデロリアン!!そうなんですよ,この博物館は日本でもデロリアンの実車が見られる珍しい博物館なんですけど,残念ながら現在はバックヤードに保存されてて展示はされていないそうです.すごくガッカリ…
お土産にはスパナ型のスプーンとフォークを買いました.
車好きの方にはもちろん,そうでない方も様々な時代の自動車が見られて非常に興味深い博物館になっていると思います.お時間がある方は是非行ってみてください.
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